成功事例
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1 正しい月次決算制度の導入

約10年前に創業した東京近郊のある県の中古車販売店は当事務所が引き受けた当初は経理がいい加減な状態で、毎月の損益が出ないのはいうまでもなく、決算の数字についても怪しい状態でした。

そこで社長から正しい数字を毎月出したい、との希望があり、当事務所は①販売管理のシステムをフル活用させ、②売上の計上基準の変更と売掛金、買掛金、前受金の正確な把握、③翌月15日までに月次決算を完了させる、ということについて提案、指導しました。


中古車の販売管理システムの入金管理機能を使いこなし、会計システムと情報を一致させる作業が導入時は膨大で経理が正常化するまで約3か月かかりましたが、今でもこちらの経理は完璧です。


正しい月次決算をすることのメリットは以下の通りとなります。

  • 儲かる事業構造を作るための基礎となる
  • 社長が問題点を把握できるようになる、また素早く手を打てるようになる
  • 銀行など対外的に信用力がアップする
  • 社員に目的意識を持たせる上で役立つ(利益目標など達成したか正確に分かる)
  • 税理士の効果的なアドバイスをタイムリーに受けることができるようになる

会社がある程度の規模になった段階で、月次決算は必須となります。

2 伝票レス会計

約15年前に創業した東京都内の不動産会社を数年前に引き受けたとき、この会社の経理担当者がかなりの量の伝票を手書きで書いているのが気になりました。


その経理担当者はパソコンが苦手というわけではなく、ただ前任者のやり方をそのまま引き継いでいるというケースでした。今までは毎月大量の伝票を会計事務所に送り、記帳代行を依頼していたので、当初私の事務所にも記帳代行を依頼する予定だったようです。 せっかく経理担当者がいるのに手書きの伝票を書かせて、記帳代行を依頼するのは会社にとって余計なコストがかかって勿体無いので、「伝票の手書きは辞めて直接会計システムに入力していきましょう。」と提案すると同時に、経理担当者に会計システムを使い単独で月次決算(毎月の正確な損益を出す)ができるところまで指導しました。


このメリットは大きく3つあります。

  • 会計事務所に依頼する記帳代行の費用のカット
  • 経理担当者の作業時間のカット
  • 経理担当者が単独で月次決算を完了させることにより、タイムリーな損益把握が可能となる

以上のようにこの会社にとって「伝票レス会計」はかなりのメリットがありました。

 

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